海外で使える資格

海外で使える資格|海外就職に役立つ資格はコレ!

 

海外で本当に役立つ資格とは

 

「将来は海外で挑戦してみたい」
「海外の生活に憧れている」
「息苦しい日本の職場から離れたい」

 

というきっかけで海外でも使える資格の取得を検討されている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

筆者も海外での勤務経験がありますが、海外で働くということは、日本にはない魅力がたくさんあります。

 

しかし、海外で働くことは、国内で働くことより、ハードルが高いことは事実です。

 

なぜなら海外で仕事を得るには、あなたが海外で使える武器を持っていない限り、その国で働ける「就労ビザ」がおりないからです。

 

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海外の企業は、資格と経験を兼ね備えた「即戦力」を探しており、日本人であるあなたが、海外に住んでいる人より能力が優れ、「使える人材」と証明できない限り、あなたを採用することはありません。

 

そこで、こちらでは、

に分けて、
海外で働くために役立つおすすめの資格を紹介していきます。

 

海外でも使える資格を取得し、海外就職の道を一歩でも近づけましょう。

 

海外駐在に役立つおすすめの資格

 

まずは、現在勤めている企業の海外支社、または海外支社の立ち上げで海外へ駐在したいと希望されている方におすすめの資格を紹介していきます。

 

TOEIC Listening & Reading Test(通称TOEIC)

 

 

資格DATA
(TOEIC700点以上の場合)
資格取得難易度
試験日 1〜2か月に1回
学習期間 6か月〜2年
取得者の年収目安 400万〜700万

 

海外駐在を希望している方にとっては、TOEICの高得点スコアの取得がおすすめです。
TOEICとは、リスニングとリーディングから構成されるマークシート方式のテストで、正答数によって最低0点〜最高990点のスコアを取得することができます。

 

TOEICの公式サイトによると、

企業の63.2%TOEICテストの結果を利用している

という調査結果が明らかになっており、日本の企業の多くがTOEICのスコアを「英語が使える基準」として活用しています。

 

実際に私が勤務していた会社でも、海外駐在員募集時には、TOEICのスコアで、英語が使えるかどうか判断していました。

 

TOEICは、「読み」と「聞く」能力のみを計る資格のため、職場で使える英語の勉強を学ぶとは言えきれませんが、スコアが高ければ高いほど「英語が使える人材」としてアピールできるおすすめの資格です。

 

海外赴任レベルとしては、600〜700点以上のスコアを目標に取得を目指していきましょう。

 

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実用英語検定

 

 

資格DATA
(英検準1級)
資格取得難易度
試験日 1年に2〜3回
学習期間 6か月〜2年
取得者の年収目安 300万〜500万

 

360万人以上が受験する実用英語検定。
一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(スピーキングテスト)で構成される英検は、いまもなお「英語が使える基準」として使われる資格です。

 

英検は、大学入学の優遇措置や海外留学するための英語力の指標として使用されることが多いですが、英検の資格を持っておくことは、企業においても英語力をアピールするのに使えるおすすめの資格と言えます。
筆者は英検1級保持者ですが、そのおかげで、「英語が使える人材」という評価を得ることができ、英語を使う仕事を任せられたり、通訳を頼まれたりすることがありました。

 

英検の試験では、英作文やスピーキングもあり、「読み」・「書き」・「話す」・「聞く」能力を網羅して勉強する必要があるため、職場でも使える英語力を鍛えることができるでしょう。

 

英検は1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級と7段階ありますが、良い評価を受けるためには、準1級、1級を目指すことをおすすめします。

中国語検定

 

 

資格DATA
(中国語検定2級)
資格取得難易度
試験日 年に3回
学習期間 6か月〜2年
取得者の年収目安 400万〜700万

 

中国や台湾など、中華圏での勤務を希望する方に役立つおすすめの資格に、中国語検定があります。

 

外務省の調査によると、日本人の海外駐在員数はアメリカに次ぎ、中国が第2位となっており、約13万人もの日本人が中国に駐在しています。
中国語の資格を取得している人は少ないため、海外駐在の切符を他の候補者と争う際、企業へアピールできる強みとなるでしょう。
試験形式は、筆記とリスニング(準1級からはプラス面接試験)から構成され、1級・準1級・2級・3級・4級・準4級の6段階あります。
良い評価を得るためには、実務レベルで使える2級の取得をおすすめします。

TOEIC Speaking & Writing Tests(通称TOEIC SW)

 

 

資格DATA
(TOEIC SW140点以上)
資格取得難易度
試験日 月に1回
学習期間 6か月〜1年半
取得者の年収目安 400万〜700万

 

10年前と比べて約14倍にも受検者数が増加しているTOEIC SWは、おすすめしたい注目の資格です。
TOEIC SWは、スピーキングとライティングに特化した資格で、正答数によって最低0点〜最高400点まで取得することができます。

 

この資格は2007年に設立されたばかりの資格ですが、富士通やソニー、キリンや双日など大手企業がTOEIC SWのスコアを海外赴任の条件として定めています。
TOEIC SWは実際のビジネスシーンに即した問題が出されるため、職場で使える英語を学ぶことができるでしょう。

 

評価を受けるためには、スピーキングテスト、ライティングいずれも140点以上の取得をおすすめします。

海外で現地就職に役立つおすすめの資格

 

次に、海外で現地就職に役立つおすすめ資格を紹介していきます。

 

最初に残念な話をすると、基本的には日本で取得した資格を海外で使えるケースは多いとは言えません。
また、海外の就職においては、冒頭でも説明しましたが「実務経験」が重要視されます。

 

 

しかし、日本で取得した資格によって、現地就職では大きなハードルとなる「就労ビザ」の申請がとおりやすくなったり、海外求人の応募資格を満たしたりと、資格が役立つ可能性が高くなるのです。

 

では、現地就職に役立つおすすめの資格を一緒にみていきましょう。

 

通関士

 

 

資格DATA
資格取得難易度
試験日 年に1回(毎年10月) 
学習期間 約350時間程度
取得者の年収目安 年収500万〜1200万

 

通関士は、輸出入者に代わり国際物流の手続きを行う役割を果たします。

 

通関士は言わば「貿易を支える仕事」で、様々な物が国境を越える輸出入の現場では、
「輸出入に問題のない貨物かどうか」
「関税・消費税などを徴収すべきか」
などの判断が必要になります。

 

それを管轄しているのが貿易にはつきものの税関です。
通関士はこの税関に代わり、輸出入時のさまざまな手続きを行い、安全で適切な貿易活動をサポートする仕事です。

 

ネットショッピングの普及により、輸入・輸出業者が増え、国際物流が多様化し複雑になるなかで、通関士の資格取得者への需要が拡大しています。

 

特に、国際的物流機構を担う企業で、海外が基盤であったり、海外進出した日本企業では通関士の採用は拡大しています。
ということで通関士は少々難関資格ではあるものの、海外就職には必ず役立つ、使える資格と言えそうです。

 

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旅行業務取扱管理者

 

 

資格DATA
資格取得難易度
試験日 年に1回(毎年10月)
学習期間 約300時間程度
取得者の年収目安 年収500万〜800万

 

旅行業務取扱管理者とは、旅行会社において旅行取引の責任者として活躍するための資格です。
この資格には「国内」と「総合」の2種類があり、海外で使える資格は当然「総合」の方になります。

 

この資格は旅行業界では唯一の国家資格です。
そのため、就活中の学生から旅行業界への転職を目指す社会人まで、幅広く人気を集めています。

 

合格率は総合旅行業務取扱管理者で10〜20%程度と比較的高めですが、過去の出題傾向から対策がしやすいことから、初学者でも合格を狙いやすい資格なのでおすすめ。

 

旅行業務取扱管理者の資格を保有していれば、海外に拠点を置く日系旅行代理店や現地ツアーのツアーコンダクターとして就職できる可能性が高くなります。

 

海外から日本への旅行者、日本人の海外旅行者共に増加傾向にある近年、旅行業務取扱管理者は海外就職において役立つ資格です。

 

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日本語教師

 

 

資格DATA
資格取得難易度
試験日 年に1回
学習期間 6か月〜1年半
取得者の年収目安 200万〜600万

 

現地就職を目指す場合、日本語教師という選択肢もあります。
とはいえ、実は、日本語教師になるためには、国家資格や公的資格はありません!

 

法務省が定めた「日本語教育機関の告示基準」では、以下のいずれかを満たすことで、日本語教員の要件をクリアすることができます。

  • 日本語教育能力検定試験に合格する
  • 大学、または大学院で日本語教育について学ぶ
  • 文化庁が認定した養成講座などで420時間以上の教育を受ける

 

日本語教師の経験がある、現地の言葉が使える場合は、条件の良い職場で勤務できる可能性が高まります。
需要のある地域としてはンドネシアやベトナムなどの東南アジアでしょう。

保育士・幼稚園教諭免許

 

 

資格DATA
資格取得難易度
試験日 年に2回
学習期間 2年〜4年
取得者の年収目安 年収200万〜450万

 

海外で使える資格として、保育士・幼稚園教諭免許もおすすめです。
保育士や幼稚園教諭は、台湾や中国、タイ、シンガポールなどで需要があります。

 

保育士・幼稚園教諭免許の受験資格には、専門学校・短大・大学に進学する、または実務経験を経て試験を受ける必要がありますが、資格があれば、応募することができる求人が多く見受けられるので、免許取得は海外で働くために役立つおすすめの資格といえるでしょう。

 

また、求人によって、住宅手当や渡航費用サポートなどの手厚いサポートがあるので魅力的です。

 

美容師免許

 

 

 

資格DATA
資格取得難易度
試験日 月に2回
学習期間 2年〜3年
取得者の年収目安 年収200万〜500万 

 

日本人の海外居住者数が毎年約1万人ずつ増加する中で、美容師免許も海外で役立つおすすめの資格と言えるでしょう。

 

海外に住んでいる日本人の多くは、サービスがきめ細やかで、日本人の髪質を理解している日系の美容室へ行くため、日本人が住む地域では美容師の需要が多いのです。
需要のある地域としては、インドネシアやタイなどの東南アジアに加え、ロサンゼルスやハワイなどの地域でも求人をよく見かけます。

 

美容師免許の受験資格については、専門学校(昼間・夜間・通信)を卒業することが条件となりますが、美容師免許の資格自体はそこまで難しくはないようです。

 

また、美容師は固定給+歩合制の給与体系が多いことが、他の仕事と異なる特徴です。
海外に住むにためは色々とお金がかかるので、自分の頑張り次第で給与をアップさせたい!という人にとってはおすすめの資格です。

調理師免許

 

 

資格DATA
資格取得難易度
試験日 年に1〜2回
学習期間 2年2か月〜2年6か月
取得者の年収目安 年収200万〜500万

 

寿司屋、ラーメン屋、和食屋など、海外の日本食レストランが年々増加する中で、調理師免許の取得はおすすめです。
農林水産省の調査によると、海外にある日本食レストラン数は10年前と比べて、約5倍11万8000店舗まで増加しています。

 

求人を見てみると、飲食業での経験があれば応募可能な求人もよく見かけますが、調理師免許を取得することで、就労ビザの許可がスムーズにおりる可能性が高くなるため、海外で役立つおすすめの資格といえるでしょう。

 

また、調理師免許の受験資格としては、専門学校を卒業、もしくは実務経験2年以上という条件がありますが、実務経験は、パートやアルバイトであっても、週4日以上かつ1日6時間以上勤務していれば受験資格として認められます。

 

調理師の資格の難易度はそこまで高くはないので、狙い目の資格と言えるでしょう。

 

海外で使える資格<まとめ>

 

海外駐在に役立つ資格と現地就職に役立つ資格に分けて、海外でも使える資格を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

海外赴任を目指している方は、外国語のスキルを磨き、会社にアピールすること、
海外での就職を目指している方は、専門性の高い資格を取得していくことが海外勤務を実現させるカギとなります。

 

 

いずれも簡単に取得できる資格とは言えませんが、コツコツと勉強していくことで、憧れの海外生活を実現させましょう。

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