就職に使える資格

就職に使える資格はコレ!|取得しておくと就職に役立つ資格6選

 

就職活動を意識する頃になると、エントリーシートの資格欄が気になり、
「何かしらの就職に役立つ資格を取得しておきたい」
と考える学生が多いのではないでしょうか。

 

 

資格は、特定の分野における知識や技術を持っていることを証明するツールになります。
そのため、資格を取得していると、面接でもアピール材料になり就職活動で有利です。

 

しかし、
資格といっても種類はさまざま。
どの資格を取ったら役立つのかなどと悩むところですが、数ある資格の中で就職に本当に使える資格は意外と限られています

 

 

まずは、
就職活動では自分が志望する業界や企業の業務をしっかりリサーチ。
どのような人物を企業側が望んでいるかが分かれば、どんな資格が必要で本当に使えるのかが分かってくるでしょう。

 

また、資格を取得する時期ですが、3・4年のときは就職活動やゼミなどが忙しくなってくるため、比較的時間を取りやすい2年生の内に取得しておくことがベストといえます。

 

そこで今回の記事では、
就職活動に向けて資格取得を考えている大学生や新卒生の皆さんに一般的に取得しておくと就職に役立つ資格を厳選してご紹介します。

 

 

就職に使える資格@

MOS

 

 

資格取得難易度
試験日 毎月1〜2回
学習期間

通信/ 1〜6ヶ月
通学/ 2〜6ヶ月

取得者の年収目安 300万〜640万円

 

就職に役立つ資格としてまず取っておきたいのは、IT系の資格です。

 

社会人にとってパソコンスキルは必須。「初歩的なパソコンスキル」を採用条件に挙げている企業も多いです。
初歩的レベルとは、メールの送受信、オフィスツールを使える力など幅広いですが、MOSを取得することで、まずクリアできます。

 

MOSとはMicrosoft Office Specialistの略称であり、Word・Excel・PowerPointなどのソフトのスキルを証明する資格です。試験はソフトごとに実施されます。
Word・Excelは上級のエキスパートレベルもありますが、まずはスペシャリストレベル(一般)を取得しておくことをおすすめします。

 

MOSは勉強したことがそのまま仕事でパソコンを使う際に役立つため、本当に使える資格ですから、就職の際に自信を持ってアピールできます。

 

大学でITスキルの必修授業がある場合は、その延長戦上でぜひMOSを受けてみるとよいでしょう。

 

MOS資格

おすすめ通信講座ランキング

1位:資格の大原
2位:ヒューマンアカデミー
3位:ユーキャン

 

就職に使える資格A

日商簿記

 

 

(日商簿記2級以上の場合)

資格取得難易度
試験日 年3回
学習期間

通信/ 2〜6ヶ月
通学/ 4〜12ヶ月

取得者の年収目安 200万〜600万円

 

簿記は、経理や事務をはじめ、営業や企画のシーンなど、業種・業界関係なく就職で使える資格です。

 

また、財務諸表が読めるようになると、企業を経営・財務状況などの角度から見られるため、就職先を選ぶ際にも役立つ資格と言えます。

 

自社はもちろん、取引先の経営・財務の状況を把握でき、問題解決や改善案提示などに役立つ可能性もあります。

 

多くの大学では経済学部や経営学部を中心として、日商簿記3級の内容の授業が開講されています。簿記の授業で勉強したのなら、ぜひ資格も取得しておくとよいでしょう。

 

日商簿記の勉強方法はほぼ暗記です。
しっかりと勉強すれ高得点につながりやすい資格と言えます。
3級を取得できたら、2級まで取得することをおすすめします。
2級を取得すると、入社後に予算作成やコスト管理など、具体的な分野で役立つため、業務で使える資格です。

 

日商簿記資格

おすすめ通信講座ランキング

1位:フォーサイト
2位:資格の大原
3位:STUDYing

 

 

就職に使える資格B

TOEIC

 

 

(TOEIC700点以上の場合)

資格取得難易度
試験日 1〜2か月に1回
学習期間 6か月〜2年
取得者の年収目安 400万〜700万

 

TOEICは、英語によるコミュニケーション力を評価するための世界共通のテストです。
つまり、ビジネスや日常生活において、英語で話し、英語で文章のやり取りができるか・・・
実際に英語を使える能力を判定するためのテストです。

 

外資系企業をはじめ、英語力を求める企業では、募集要件にTOEICのスコアを設定しているところが多くなってきています。

 

実際に使える英語力はグローバル社会で活躍するためには必須の条件です。
海外進出する企業が多くなり、海外に拠点を置く企業が増えている中で、海外でも活躍できる本当に役立つ人材が必要とされています。

 

就職活動でTOEICをアピールするためには、TOEICの勉強を早いうちから始めておくことをおすすめします。

 

TOEICのスコアは新卒の場合、基本的には550点以上取っていればアピールできますが、あまりに低い点数ですと、かえってマイナスの印象を与えかねません。

 

実際、アピールできる点数基準が年々高くなってきており、最低でも700点は必要と言われています。
800点以上など、業界・職種によっては、TOEICの高いスコアを求める企業もあるので、事前に求められる英語のレベルを確認することが必要です。

 

近年のグローバル化の中で就職先の可能性を広げるためにも、TOEICは就職でかなり使える資格といえます。

 

TOEIC資格

おすすめ通信講座ランキング

1位:スタディサプリEnglish
2位:アルク
3位:ヒューマンアカデミー

 

就職に使える資格C

秘書検定

 

 

(秘書2級の場合)

資格取得難易度
試験日 年3回
学習期間

通信/ 2〜4ヶ月
通学/ 1〜3ヶ月

取得者の年収目安 250万〜500万

 

秘書検定と聞くと、
「秘書になりたいわけではないから、自分の就職活動では使える資格ではない」と思う方が多いでしょう。

 

しかし、秘書検定の勉強を通して、社会人として必要な正しい礼儀作法やビジネスマナーを習得できるため、実は使える資格なのです。

 

そのため秘書検定は、これから就職をして社会に出ていく人たちにとって役立つ資格としてアピールできます。

 

秘書検定で学ぶことは、職務知識や一般知識、マナーなどの5つの領域が問われ、社会人に役立つビジネスマナーや一般教養を身に付けられるため、大学生のうちに取得しておくことをおすすめします。

 

準1級以上からは試験内容に面接もあるため、準1級以上を持っていると評価がさらに高くなります。
ビジネスでは、コミュニケーション力の高さが求められるからです。

 

秘書検定は特に女性が持っていると印象が良く、役立つ資格といえます。
社会人としての基礎的な能力やマナーの証明にもなり、採用担当者から好印象を持ってもらえるでしょう。

 

秘書検定は秘書を目指している人にだけ使える資格というのではなく、業界や職種に関わらず使える資格です。

 

秘書検定について更に詳しく

 

 

就職に使える資格D

ファイナンシャル・プランナー

 

 

(ファイナンシャル・プランナー2級の場合)

資格取得難易度
試験日 年3回
学習期間

通信/ 3〜6ヶ月
通学/ 3〜5ヶ月

取得者の年収目安 230万〜630万

 

ファイナンシャル・プランナーは、お金の管理や運用の知識を活かして、相談者のライフスタイルや経済環境などを踏まえて、相談者が目標を達成できるようにサポートする仕事です。

 

特に金融業界への就職には使える資格です。
簿記検定と合わせてこの資格を取得しておくと、入社後に役立つでしょう。
ファイナンシャル・プランナーの資格を取得しているだけで、即戦力となる使える人材として認めてもらえる可能性もあります。

 

企業がファイナンシャル・プランナー1人を雇うとなると、コストがかかります。
しかし、資格を持っている人材が入社すれば、コストをかけずに採用できるため、企業としてはメリットがあるからです。

 

 

お金に関する幅広い知識や財務・法務などに関する知識も身に付くため、金融以外の分野でも使える資格です。

 

企業からこの資格取得を促される場合、通常は2級からになります。
資格取得には1年以上かかると言われており、勉強時間はかなり必要です。
年々変更される年金問題などもあるため、最新の問題集でいつも学んでおく必要があります。

 

ファイナンシャルプランナーの資格についてさらに詳しく

 

ファイナンシャルプランナー資格

おすすめ通信講座ランキング

1位:フォーサイト
2位:STUDYing
3位:クレアール

 

就職に使える資格E

ITパスポート

 

 

資格取得難易度
試験日 随時
学習期間

通信/ 2〜3ヶ月
通学/ 1〜3ヶ月

取得者の年収目安 380万〜500万

 

英語力とほぼ同じくらい重視されているのが、ネットワークでのIT知識です。
SNSが普及し、ITが急速に進んでいる現代、ITビジネスに関心のない企業はありません。

 

ITについて正しく理解していると、経営戦略やマーケティングで活躍できるため、業務で実際に使える資格です。

 

IT力が欠如していると、グローバル化の波に追いついていけません。
グローバル社会と上手に付き合っていくために、文系・理系問わず、取得しておきたい役立つ資格です。

 

ITパスポートと聞くと、プログラミングなどのスキルを学ぶといったイメージを持つ方が多いかもしれません。

 

しかし、ITパスポートはセキュリティやネットワークなどに関するIT知識、経営戦略やマーケティングの経営に関する知識など、ITに関する総合的な幅広い知識を問う試験です。

 

どの業界においてもIT化が進んでいるので、業界・業種問わず使える資格といえます。
ITパスポートの公式サイトはこちら

 

就職に使える資格<まとめ>

 

就職活動に役立つ資格はいろいろありますが、就活のギリギリになってから焦らないように、業界や企業のリサーチを早いうちから進めて、必要とされる知識や技術を把握しておきましょう。

 

 

資格試験は、年に1〜2回の開催となるものが多いので、気になる資格があったらスケジュールに合わせて早めに勉強を開始することが大切です。
早い段階で就職に役立つ資格を取得しておけば、他の人に1歩差をつけられます。

 

本当に使える資格を取得して、ぜひ就職活動でアピールしてください。

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